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突然、ピンポイントで降る豪雨。
今日はそれに引っかかって、出先からずぶぬれで戻る。
ついてないなあ、と思いながらふっと空を見たら、
雨上がりの夕焼けがとても綺麗だった。
季節にふれて、心が揺れ動く。
そういうことを、おろそかにしたくない。
和歌山に行った人から、お土産に、梅干しを頂いた。
その人の話によると、梅干し屋さんがたくさんありすぎて、
またその中でも、はちみつ梅、しそ梅、減塩梅、とりどりあって、
選ぶのが難しかった、とのこと。
箱を開けて見ると、しそ梅だった。
まんまるで大きくてジューシーな梅の実は、お箸を入れると、
ふわっと中身がこぼれ出る。
白いごはんにのせて、がっつり頂いた。
このところの暑さにもめげず、頑張れるような気がした。
梅干しパワーだ。
夏風邪が長引いている。
エアコンの入った室内に入った途端に、温度差にのどが反応して、
咳がとまらなくなる。
何が困るって、買い物に行けないことだ。
特に、食料品を扱う店では露骨に白い目で見られ、マスクを装着していてさえ、
店員さんもお客さんたちも、さーっと避けていく。
毎朝摂取する習慣の牛乳もシリアルも切らしてしまい、
野菜なんか、玉ねぎと冷凍しておいた蕗の煮付けとしょうがしかない。
買い置きの肉はかろうじて冷凍しておいたので、
何とかしのいでいる。
猛威を振るった新型インフルエンザへの警戒心は、容易に薄れるものではないだろう。
でも、それは当然のことだ。
とにかく、咳さえとまれば、スーパーの中を闊歩して、
あれこれ食材を吟味できるのだけれどなぁ。
夏風邪って、何だか子供みたいで、恥ずかしい。
朝から、のどが痛くて鼻がぐすぐすして、ひどく体が重く、
ああ、きっと風邪だな、と思って、体温計で測った。
デジタルの目盛りを見て、目を疑った。
35.1℃。
見たことのない値。
もう一度測る。
35.3℃。
これは・・本当に風邪なのか?
もしかして、電子レンジで温めたら治るのではなかろうか。
迷ったあげく、医者には行かずに、ヒートテックを着て、
上着を重ねて、ぶあつい靴下をはいて、出勤した。
昼頃になってじわじわと汗が出てくるが、もう一押しと、
熱いコーヒーを飲み、インスタント味噌汁で駄目押し。
夕方には、だるさものどの痛みも取れていた。
それにしても、何だったのだろう、この出来事は。
「先日は醜態を見ていただきまして」
と、社外の人に謝られたのだが、一瞬、謝られているということが分からなかった。
あまりな日本語である。
後輩や同僚になら、笑いながら指摘できるのだけれども、
社外の人に対しては絶対無理で、でも言ってあげたほうがいいのかな、
いやでも、余計なおせっかいかも知れないし、と逡巡している間、
変な間が、空いた。
「先週の木曜日の」
と説明を加える相手は、とても礼儀正しい感じのいい若人である。
日本語がちょっと変なくらい、どうってことはない、
と思おうとしたが、やっぱり少し、尾を引いた。
ああいう場合、どう対処するのがいいのだろう。
今でも考えている。
家に帰ると、玄関口で傘を広げて、干す。
翌朝になっても乾いていないこともあって、
その時は、別の傘の出番である。
そろそろ、梅雨なのだろうか。
アパートの狭い玄関を占領する傘にも閉口するが、
人と傘と雨の湿気でいっぱいの電車も、あまり好きではない。
週末、のんびり朝寝を楽しんでから、ブランチ用にとサンドイッチを買いに行く。
近所のパン屋さんで、入って、
「おはようございます」
「こんにちは」
挨拶がぶつかってしまった。
パン屋さんは、朝が早い。
10時半は、十分「こんにちは」なのだ。
朝寝坊を見透かされたような気がして、恥じ入った。
スーパーのレジ待ちをしていたら、隣に年配の男性が並んだ。
手に、ラッピングされたカーネーションの小さな花束だけを持って。
思わずちらっと見ると、何ぞ文句あるか!という感じで睨み返されてしまった。
レジを出て、袋詰めをしていると、さっきの男性が、
「ん」
と、奥さんらしき人に、花束を仏頂面で押しつけていた。
そして、さっさと先に立って歩き始めた。
奥さんは、花束を胸に抱くようにして、後についていく。
ああ、いいご夫婦だなぁ。
ふたりの後ろ姿を見送りながら、気持ちが、ふわっと上向いた。
急に暑くなって、体がびっくりしている感じだ。
連休中、部屋でのんびりテレビを観ながら、
どうしてこんなにだるいんだろう、風邪を引いたのかな、
と思って体温を測ると、平熱。
そのあと料理をしながら、何気なく、キッチンタイマーの上の温度計を見て、
気温自体が高くてつらいのだ、と分かった。
このまま夏になるのは、ちょっと残念だ。
もう少し、あいまいな春を楽しみたい。
学生時代の友達と、週末に飲んでいた。
「○○とばったり出会って、同級生だったよねー、て言ったら、うん俺よくそう言われるんだ、みんな俺のことを知ってるけど俺はみんなのことを覚えてないんだって、謝ってた」
○○君の顔を、自分は思い出せない。
多分、○○君も、自分のことを覚えていないのだろうから、
おあいこだ。
週末が晴れると、得をしたような気分になる。
布団を干して、近所の商店街までぶらぶらと散歩に出かける。
桜はもう散ってしまったが、家々の庭先は、春の花でいっぱいだ。
チューリップ、ムスカリ、水仙、連翹、アネモネ。
名前の分かる花だけでも、こんなに沢山。
同じ花を植えていても、植えた人の個性がそれぞれに違うからか、
家によっては、全く違う印象に見えるのが面白い。
個人的には、花見はひとりでしみじみするものだ、
と思っている。
桜の下でバーベキューは定番だが、なんとなく、
優艶に美しい花に対しての冒涜のような気がして・・・
「あーっ、その肉、ぼくが手塩にかけて焼いてたのに!」
「ふっふっふ、弱肉強食! 油断大敵!」
「こっちのたまねぎもいい感じですよー」
情緒のかけらもない会話。
みんな、花を見ようよ。肉ばかり見てないで。
と言いたいけれど、職場の和を乱す訳には行かない。
人事異動の季節。
去る人もいれば、また出会いもある。
「さよならを言うのが苦手なんです」
と、最近読んだ小説の主人公が言っていたが、
得意な人なんて、そうはいないだろう。
ずっと一緒にいられると思っていた存在に、別れを告げる。
それ自体も痛いのだけれども、それよりも、
この世の中に、未来永劫変わらないものなんてありえない、
と改めて思い知らされるのが、つらいのだと思う。
とは言え・・・別れを告げる時を思うと、思わず口元がゆるんでしまう相手もいるので、
一概に、別れはつらいもの、とは決めつけられない。
「連休は、骨抜きにしたいですね!」
と笑顔で語るMちゃん。
一瞬、周囲がかたまった。
「あっ間違えた。骨休めしたいです」
間違えやすい言い回しというのは、口に出して初めて、
あ、これは危険だな、と学習する。
自分が間違えたのでなくて、良かった。
「せっかくクリーニングに出してしまっておいた服を、
また着る羽目になるなんて」
と、ある人が嘆いていた。
もうすっかり春が来たと思って、
ぶあついコートやジャケット、そして、
手洗いしたセーターなどを、
防虫剤を入れて衣装箱の中に片づけていたのだと言う。
いささか気の早い話だが、勘違いしてしまうのも分かるくらい、
最近は暖かかったのに、この寒さはどうだろう。
さほど几帳面ではない自分は、
もこもこの服をさっと取り出せる。
冬物をクリーニングに出すのは、大抵、
ゴールデンウィーク辺りだろうか。
三寒四温、と言うのだから、この寒さも、
春の前触れなのだろう。
そう思って、愚痴は言わないでおく。
が、寒い。
週明け、そしてオリンピック観戦などであきらかに作業効率が落ちている職場。
自分もぼーっとしていて、机のそばを通りかかった同僚に、
「カレンダーが2月のままですよ」
と指摘された。
卓上カレンダーをめくるのを、忘れていた。
オリンピック期間は、どうしても睡眠不足になってしまう。
時差があってもなくても、関係ない。
好きな種目や感動する場面は、延々と観続けてしまう。
今日は帰ってきてからずっと、男子フィギュアの録画をずっと観ていた。
ニュースなどで結果は知っているけれども、録画なのだけれども、
やっぱりリアルタイムでどきどき、はらはら、ぽろぽろ・・
という感じだ。
録画じゃなくまさにその時間にテレビが観られない場所にいたことを、
感謝したくらい、心臓に悪かった。
銅メダル。
靴紐。
4回転。
音楽に合わない色の衣装に、なぜかこだわる選手。
いろいろありすぎて、うまくまとめられない。
最近、目の具合が良くない。
病院が好きではないので、
ささっと目薬でもって治してしまおう、
と思って、ドラッグストアであれこれ物色した。
ドライアイや疲れ目の人用は多いけれど、
黄砂や花粉症アレルギー用の目薬は、思ったより少ない。
よくよく見ると、お値段もピンキリ。
一番高いのが1980円、安いので245円。
吟味したが、どうもその格差の理由が分からない。
一番安いのでもいいかな、と思ったけれど、
小心者なので、二番目か三番目に安いのにした。
パッケージを開けてみると、潔いほど無骨なデザインだ。
目を酷使していた受験生時代に愛用していたのに比べると、
デザイン性なし、と言ってもいいほど。
その分が安かったのかも知れない。
毎日、外出から帰るたびに、手洗い、うがい、目洗い、洗顔、
本当に面倒だが、なるべくしてなったものは仕方ない。
どうか、この目薬で少しは楽になれますように。
年賀状のお年玉が当たった。
切手シート一枚。
最近はなかなか当たらなくなっていたので、嬉しい。
ただ、この切手シート、まだ引き換えてもらっていないのだが、
多分、トラの絵柄ばかりなのではないかと思う。
今年中に使い切ってしまわないと、という強迫観念にとらわれるので、
実は結構大変だ。
筆不精の自分に活を入れるために、もらいに行こう。
「イケメン見ると、コラーゲンどばー、若返りエキスぐいーっ、ちゅう感じやねん」
と、電車の中で熱弁をふるっている女性がいた。
思わずちらっと振り返って見ると、確かにその女性は、
はつらつとして、とても魅力的で可愛らしかった。
表現は、いかにも関西のおばちゃんだけれど、
中身はいつまでも若々しく、素敵な女性なのだろう。
年齢じゃない。
いくつになっても、乙女心を持ち続けている人は素敵だ。
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